アートメイクに興味があるものの、実際にやってみて後悔しないかと不安に感じる人も少なくないはずです。
そこで、当記事ではアートメイクをするデメリットとメリットを詳しく説明していきます。
<アートメイクはやめたほうがいい?>
◆自分が思った通りの仕上がりにならない可能性がある
◆定期的なメンテナンスが必要となる(金銭的な負担)
◆一方で普段のメイク時間短縮に繋がる
眉毛や唇にアートメイク施術を施すことで、常に一定のビジュアルを保てるというのは大きなメリットです。
とはいえ、眉や唇に対するアートメイクには定期的なメンテナンス・ダウンタイム・消えるまでに時間が掛かるなどのデメリットがあります。
端的に言えば、アートメイクには良いところと悪いところの両方があるので、その内容を理解しておくことが重要となります。これからアートメイク施術を検討している人は、ぜひこちらの内容を参考にしてみてください。
そもそもアートメイクとは?

アートメイクとは、皮膚の表面(浅い層)に特殊な色素を入れてすっぴんでもメイク後のような見た目に近付ける美容施術のことです。
アートメイクを施す場所は主に眉毛・唇・アイラインといった部分です。使用される色素には有機顔料と無機顔料の2つがあり、それぞれ特徴が異なります。
- 有機顔料:多彩な色がある、アレルギー反応が出る可能性がある
- 無機顔料:酸化鉄や二酸化チタンなどが含まれる、アレルギー反応のリスクが低いとされる
こうした顔料を機械もしくは手彫りで入れていくのがアートメイクのやり方です。
入れる箇所によって痛みやダウンタイムは異なりますが、タトゥーとは違って数年で消えるところが大きな特徴となっています。
アートメイクはやめたほうがいい?8つのデメリットを解説
近年では気軽に施術を受ける方も増えてきたアートメイクですが、ここではまずアートメイクのデメリットから解説していきます。
それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。
自分が思った通りのデザイン・仕上がりになるとは限らない
アートメイクを施す際には事前に問診・カウンセリングを受けます。また、どういったデザインにするかを相談してから実際の施術に移っていきますが、施術する人間の技術次第で仕上がりが変わってしまいます。
自分が想像していた仕上がりにならなかった場合、簡単には修正できないところがアートメイクの根本的なデメリットです。
なお、アートメイクを受ける際は必ず正当な医療機関・クリニックを選びましょう。
参考:厚生労働省|独立行政法人国民生活センター(アートメイクの危害)
後からメイクを変えることが難しくなる
自分が思った通りのアートメイクが完成した場合でも、気分によってはメイクを変えたくなることがあるかもしれません。
しかし、一度アートメイクを施すと後からメイクのバランスを変えることが難しくなります。特に髪色と眉毛の色のバランスは難しく「眉毛:明るい(アートメイク施術後)」「髪色:明るい」といった状況から、髪色だけを暗くすると見た目の統一感が失われてしまう可能性があります。
こうした部分も考えながらアートメイクの色合いを検討しましょう。
基本的に2回以上の施術を受けることになる
アートメイクでは肌の浅い層に色素を定着させるため、どこのクリニックでも最低2回の施術を受けることになります。(場合によっては3回にわたるケースもある)
また、1回目の施術後に2週間~1ヵ月ほどの間を空けてから2回目の施術を受けることになるので、すぐには完成しないというのもデメリットと言えるでしょう。
定期的なメンテナンスが必要となる
タトゥーとは異なり、アートメイクは時間の経過と共に段々と色素が薄れていきます。一生消えないわけではないため気軽に施術を受けられますが、定期的にメンテナンスが必要となるところはデメリットに感じる部分です。
なお、アートメイクの色素が完全に落ちるまでの期間は1~3年程度とされています。そのため、キレイな状態を保つには最低でも1年に1回のメンテナンスが必要です。
完成までに10万円前後の費用が掛かる
アートメイクに掛かる費用の相場は以下の通りです。
- 眉毛:1回あたり3~5万円(完成までの2回または3回で10万円前後)
- リップ:1回あたり5~10万円(2回セットで15万円前後)
一般的に眉毛のアートメイクよりも唇のアートメイクの方が高くなる傾向にあります。
一度施術すると消える(消す)までに時間が掛かる
一度施術すると色素が消えるまでに時間が掛かるというのもアートメイクのデメリットです。
また、眉毛や唇といった箇所は後から色素を消すことが難しいため、基本的には自然に色が落ちるのを待つしかありません。
アートメイク後にメイクの仕方を変えたくなる可能性がある人は、よく検討してから施術を受けましょう。
体質によってはダウンタイムが長引く
アートメイク後のダウンタイムではかゆみ・痛み・腫れが生じる場合があります。こうした症状が続く期間はだいたい数日~1週間程度です。
また、アートメイクでは有機顔料か無機顔料を皮膚に入れることになりますが、どちらにもアレルギー反応が出る可能性はあります。(無機顔料の方がアレルギーリスクは低いもののゼロではない)
場合によってはMRI検査が受けられなくなる
アートメイクに使用される無機顔料の中には微細な金属成分が入っていて、この成分がMRI検査時に反応するケースがあります。(MRIの磁気に反応して軽度の火傷に繋がる恐れ)
現在はこうした金属成分を抜いた顔料がメインとなっていますが、場合によってはMRI検査が受けられなくなるリスクがあるということです。
アートメイクをやるメリット|メイク時間の短縮になる

ここではアートメイクをやるメリットについて簡単に説明していきます。
- メイク時間の短縮になる
- 眉毛のメイク直しがなくなる
- 汗や水で眉毛がなくならない
- 時間と精神的な余裕に繋がる
- すっぴんでも外出しやすくなる
アートメイクを施すとメイク時間が短縮されます。また、出先で眉毛のメイクを直す頻度が減るというのも大きなメリットです。(人によってはメイク直しがいらない)
さらに汗や水によって眉毛のメイクが落ちてしまう心配もなくなるので、精神的な余裕に繋がると言えるでしょう。
そのほか、すっぴんでも外出しやすくなるといったメリットが考えられます。
アートメイクをやめたほうがいい人の特徴
アートメイクをしようかどうか迷っている人に向けて、ここでは「アートメイクをやめたほうがいい人」の特徴をまとめました。
自分に当てはまっている部分がないかチェックしてみてください。
頻繁にメイクの仕方を変える人
頻繁にメイクの仕方を変える人にはアートメイクが向いていません。
これは眉毛や唇にアートメイクを施すと、最低でも1年は基本的な色合いが変えられなくなるためです。
流行りのメイクを真似したい人
前項に似た部分となりますが、流行りのメイクを真似したい人にもアートメイクは合いません。
メイクの流行というのは移り変わりが激しく、アートメイクを施してしまうと簡単にベースのメイクを変えられなくなります。
特に年齢が若く、色々なメイクにチャレンジしたい人は少し様子を見た方がいいと言えるでしょう。
肌が弱いまたはアレルギー体質の人
これまでに美容施術を受けてダウンタイムが長引いた人、またはアレルギー反応が出た人は事前に医師との相談が必要です。
肌に直接顔料を入れ込むアートメイクでは、かぶれ・かゆみ・腫れが生じる恐れがあります。特に眉毛の部分が腫れてしまうと隠しづらいため、事前にアレルギーテストを受けましょう。
金銭的な余裕がない人
アートメイクには平均して10万円前後の費用が掛かり、施術後にはメンテナンス用のコストも必要となってきます。そのため、金銭的に余裕がない人には向いていません。
メンテナンスをしないと色素が落ちやすくなり、せっかくのアートメイクが1年ほどで消えてしまいます。(最初の施術が無駄になってしまう)
ダウンタイムの症状や期間が気になる人
ダウンタイムの症状(かゆみ・痛み・腫れなど)や期間が気になる人もアートメイクを控えた方がいいと言えます。
仕事上、ダウンタイムが過ぎるまで休めない人や人前に出る仕事をしている人だとアートメイクの施術が受けづらいかもしれません。
アートメイクはリスクや注意点を理解した上で施術を受ける

「アートメイクはやめたほうがいい」と言われる理由や施術を受けるデメリットについて詳しく解説してきました。
<結論>
◇頻繁にメイクの仕方を変える人やアレルギー体質の人にはあまり向かない
◇アートメイクをすることで化粧直しの頻度が減るといったメリットはある
◇眉毛の場合は10万円前後、リップの場合は15万円前後の費用が掛かる
アートメイクは時間の経過と共に色素が薄くなるため、半永久的に消えないタトゥーのようなデメリットはありません。
ただし、完全に消えるまでは1年ほどの期間が必要となるので、メイクの仕方を頻繁に変える人はよく考えた上で施術を受けましょう。
リフスキンクリニックのアートメイク

リフスキンクリニックは、韓国アートメイク【epi】との特別コラボレーションにより、洗練されたアートメイクをご提供しています。
韓国アートメイク【epi】の詳細
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アートメイク施術例
リフスキンクリニックでは、カンナム人気サロン現役の韓国人アーティストが直接施術を行っているため、レベルの違う本場の韓国式アートメイクが体験することができます。
眉毛アートメイク事例
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など、洗練された細やかな技術が光ります。
ヘアラインアートメイク事例
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