シミ取りは早い方がいい?何回で消える?後悔しないレーザー治療の選び方

シミ取りは早い方がいい

シミ取りは「もっと早くやればよかった」と感じる方が多い美容治療のひとつです。シミは時間の経過とともに濃くなったり数が増えたりするため、治療のタイミングを早めるほど、少ない回数で改善できる可能性があります。

小さいシミならピコスポットやピコトーニングといったピコレーザー治療で比較的すぐに消せます。ただし、シミの種類によっては時間を掛けた方が治療跡を残さずキレイに仕上がるケースもあるため、医師と相談した上で治療方法を決めることが大事です。

シミ治療で注意すべき点は自分で勝手に判断しないこと、シミの種類に合った治療法を選択することです。

この記事では、シミ取りは早い方がいいと言われる理由や治療回数の目安、後悔しないためのピコレーザー治療の選び方について詳しく解説しています。シミ治療を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。


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目次

シミ取りは早い方がいいと言われる理由

一般的な結論から伝えますと、シミ取りは気になり始めた段階で治療を検討した方が良いとされています。

シミは紫外線ダメージや加齢の影響によって少しずつ濃くなったり、範囲が広がったりします。時間が経つほど治療回数が増える傾向にあり、なおかつシミの種類によっては早期に適切な治療をおこなうことですぐに消せる可能性があります。

シミは時間が経つほど濃く・大きくなる

シミは時間の経過と共に徐々に濃くなったり、大きくなったりすることがあります。特に年齢を重ねると紫外線ダメージが蓄積しやすくなり、メラニン色素の増加に伴いシミがハッキリと見えやすくなるというのが一般的なパターンです。

紫外線を浴びると皮膚ではDNA損傷や炎症反応が起こり、その影響でメラノサイト(メラニンを作る細胞)が活性化します。そこからメラニンの生成量が増え、通常はターンオーバーによって排出されるメラニンが、加齢などにより排出されず皮膚に蓄積すると、色素沈着としてシミになります。なお、老人性色素斑はこの紫外線ダメージの蓄積によって発生するというのが定説です。
参考:しみのメカニズムから治療まで(日本香粧品学会誌)

結果的に、できはじめの薄いシミよりも濃くなったシミの方が消しにくいので、早めに治療した方がいいと言われています。

早く治療するほど回数が少なく済む

シミ治療の回数は度合いによって変わります。当然、シミが小さい、薄い、少ない場合ほど治療の回数も減ります。

なお、シミの度合いを測るのはメラニンの量や沈着している深さといった部分です。メラニン色素が定着している層が浅いとレーザーが反応しやすく、比較的すぐに効果を実感できます。

メラニンは皮膚の中でメラノサイトから作られ、表皮細胞へ受け渡されて皮膚内に保持されます。シミとは、このメラニンが皮膚に蓄積することで発生するものです。
時間の経過によって色素が皮膚の深い層にまで定着し、一般的にはメラニンが浅い層にあるシミは治療反応が良く、深い層に沈着したシミほど治療回数が多くなる傾向にあります。
参考:メラニン産生阻害剤と皮膚色素沈着のメ カニズムに関する研究(千葉大学)

簡単に言えば、肌の浅い部分にある表皮層のシミは取れやすく、真皮層まで達したシミは消しにくいということです。

治療が複数回にわたると費用負担も増えるため、早めにシミ取りを始めた方が安く済むケースもあります。

肌の奥底まで沈着したシミを取るには強いレーザー照射が必要となりますが、体質によっては炎症を引き起こすリスクが出てきます。

このリスクを回避するためにもシミが軽度なうちに治療することが望ましいと言えるのです。

シミは種類によって早期治療が重要となる

シミには老人性色素斑や雀卵斑(そばかす)などの種類があり、また後天性真皮メラノサイトーシスのようなアザに似たシミ、肝斑のような左右対称に出るシミも一例として挙げられます。

こうしたシミの種類ごとに適切な治療方法は変わってくるのですが、中でも早期治療が重要となるのは加齢に伴う老人性色素班です。(いわゆる一般的なシミがこちらに該当する)

紫外線の影響によって発生する老人性色素斑はレーザーが反応しやすく、シミが小さいうちに治療すれば1回の施術でもキレイに消える可能性があります。

逆にシミ取りを急がない方がいいケース

シミは早く治療した方がいいと言われることが多いですが、すべてのシミに当てはまるわけではありません。肌の状態やシミの種類によっては、すぐにレーザー治療をしない方が良いケースもあります。

シミ取りに慎重になるケース

それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

肝斑の可能性がある場合

シミの中でも肝斑は刺激によって悪化しやすい性質があるため、すぐにレーザー治療を開始しない方がいいと判断されるケースがあります。

肝斑は女性ホルモンや紫外線、摩擦などの影響によって発生すると考えられており、強いレーザー照射が刺激となって逆にメラノサイトが活性化し、色素沈着が濃くなるリスクがあるということです。

日光黒子などの治療に広く用いられている高フルエンスでのQスイッチルビーレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザー照射では、強い炎症が惹起されて肝斑が悪化することが知られている。

引用:美容医療診療指針(令和元年度厚生労働科学特別研究事業)

肝斑が疑われる場合はレーザー治療よりも内服薬や外用薬などの治療を優先するのが一般的です。見た目が似ているシミでも老人性色素斑と肝斑では治療方法が全く異なるため、自己判断でレーザー治療を希望するのではなく、医師の診察と判断を聞き入れるようにしましょう。

従来のレーザー照射による肝斑の炎症リスクを抑え、シミの度合いにより照射のレベルを調節できるのがピコレーザー治療の特徴となります。(詳しくは以下の記事で解説)

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日焼け直後・肌荒れ中

日焼け直後や肌荒れしている状態のときも、シミ取りレーザーは急いでおこなわない方が良いとされています。

これは、紫外線を浴びた直後の皮膚は炎症を起こしている状態であり、このタイミングでレーザー照射をすると炎症後色素沈着を引き起こすリスクがあるからです。

炎症後色素沈着は、皮膚の炎症をきっかけにメラニンが過剰に生成されて起こる色素沈着で、通常のシミよりも長期間残ることがあります。肌荒れ中も同様に皮膚のバリア機能が低下しているため、レーザーの刺激が強く出やすい状態です。

こうした理由から、肌の炎症が落ち着き、皮膚状態が安定してから治療をおこなうことが推奨されています。

シミ取りレーザーは何回で消える?

シミ取りレーザーは1回で終わると思われがちですが、実際にはシミの種類や深さによって治療回数が変わります。

シミは皮膚のどの層にメラニンが存在しているかによってレーザーの反応が異なり、浅い層にあるシミは少ない回数で改善しやすく、深い層にあるシミは複数回の治療が必要になる傾向があります。

1回で取れるシミと複数回の治療が必要なシミの違い

シミのもとになるメラニンは表皮に存在する場合と真皮に存在する場合があり、表皮の浅い部分にある老人性色素斑などはレーザーが反応しやすく、1回の照射で改善することも珍しくありません。

一方で、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)などのように真皮層にメラニンが存在するシミは、レーザーが一度で反応しきらないため、複数回の治療が必要になることがあります。

これは、皮膚の深い層に一度に強いレベルのレーザーを当てると炎症のリスクが高くなるためです。複数回に分けて徐々にメラニンを減らしていく治療の方がキレイに仕上がる可能性が高いので、医師の判断によっては施術が2~3回になります。

施術の回数が増えると当然費用も増しますが、仕上がりのキレイさや満足度を求めるのであれば、その点を理解した上でカウンセリング・施術に臨んでみてください。

ピコスポットやピコトーニングが向いているシミの種類

シミ取りに用いられるピコレーザーは、シミの種類によって「ピコスポット」と「ピコトーニング」を使い分けるのが一般的です。どちらが適しているかはシミの種類や性質によって異なります。

治療方法向いているシミ治療回数の目安特徴
ピコスポット老人性色素斑、そばかす1回~高出力でメラニンを破壊する
ピコトーニング肝斑、くすみ、色素沈着3回~6回低出力で少しずつメラニンを減らす

ピコスポットは、高出力のレーザーによってメラニン色素を破壊する治療です。主に老人性色素斑(いわゆる普通のシミ)のように境界がはっきりしているシミに使用されます。このようなシミは表皮にメラニンが存在していることが多く、レーザーが反応しやすいため、1回の治療で改善が見られることもあります。

一方、ピコトーニングは低出力のレーザーを複数回照射し、メラニンを少しずつ減らしていく治療です。肝斑のように刺激によって悪化しやすいシミの場合、強いレーザーを照射すると炎症によって色素沈着が悪化する可能性があるため、弱い出力で回数を重ねる治療が選択されます。

このように、シミは種類によって適した治療方法が異なり、1回で取るシミと複数回かけて治療するシミがあるということを覚えておきましょう。

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シミ取りレーザーの失敗・後悔が起きる原因

シミ取りレーザーは適切におこなえば効果が期待できる治療となりますが、方法を間違えると「シミが消えない」「逆に濃くなった」といった失敗や後悔に繋がるケースがあります。

こうしたトラブルに遭わないためにもシミ取り治療に失敗する原因や後悔する例などを理解しておきましょう。

それぞれの内容を詳しく見ていきます。

シミの種類を間違えている

シミ取りレーザーで失敗が起きる原因として多いのは、シミの種類を間違えたまま治療をしてしまうケースです。

先ほども解説した通り、一般的なシミである老人性色素斑と肝斑や後天性真皮メラノサイトーシスでは、原因と適した治療方法が異なります。

具体的にはピコレーザーの種類や照射レベル、治療回数が変わってきますので、シミ取りを希望する場合にはしっかりと医師が診察をしてくれる美容医療機関やクリニックを探しましょう。

出力が強すぎて色素沈着してしまう

シミ取りの際にレーザーの出力が強すぎると、シミを消すどころか炎症後色素沈着を引き起こす可能性があります。

炎症後色素沈着とはニキビ・傷・やけど・虫刺されなどによって皮膚に炎症が起きたあと、その部位にメラニン色素が過剰に生成・蓄積し、茶色や褐色のシミのように残るものです。(適切ではないレーザー治療でも発生する)

特に肝斑の重症度が軽い場合に有効性が示される傾向にあった。副作用としては炎症後色素沈着が挙げられた。

引用:美容医療診療指針(令和3年度厚生労働科学研究補助金)

上記は肝斑に対するレーザー治療の有効性や安全性についての一文ですが、ご覧のように副作用として炎症後色素沈着が挙がっています。

そのため、レーザー治療を受ける前にはどういったレーザーを照射するのか、炎症後色素沈着のリスクはあるのか、といった部分を説明してもらうようにしましょう。

自分が受けるレーザー治療の内容を理解しておくことが失敗・後悔を減らす一助になります。

1回で取り切ろうとしてしまう

真皮層に達している深いシミを1回のスポット照射で切り取ろう(かさぶたにして剥がす)とすると、かえって術後の仕上がりがキレイにならないこともあります。

費用を抑えるために1回のみの施術を選択するという方も少なくありませんが、顔のシミ取りをするのであれば段階的にメラニン色素を破壊していく複数回の治療も視野に入れてみてください。

シミの範囲が広い場合も同様と言えますが、医師の意見を聞きながら最終的には自分が納得のいくプランを選びましょう。

早くシミ取りしたい|何歳から始めるのがベスト?

シミ取りを始めるベストな年齢に明確な決まりはありませんが、年代によってシミの種類や原因が変わるため、それに合わせて治療方法も変わります。なお、若い人ほどメラニンの沈着が浅く治療回数も少なくなるケースが一般的です。

年代シミの特徴主なシミの種類治療方法・一例
20代紫外線・ニキビ跡が中心そばかす・色素沈着ピコトーニング・外用薬
30〜40代紫外線蓄積・肝斑老人性色素斑・肝斑ピコスポット+ピコトーニング
50代濃い・数が多い老人性色素斑・ADM複数回のピコスポットや全顔治療

20代でよく見られるのは軽度のそばかす、ニキビ跡に残る色素沈着の除去となりますが、全体的に軽いシミが多いため、出力を抑えたピコトーニングで改善しやすい傾向にあります。

30代~40代では紫外線ダメージの蓄積による老人性色素斑や肝斑が増えるので、シミの種類を見極めて治療を組み合わせることになります。

50代はシミの数が増え、なおかつ色も濃くなる傾向にあるため、基本的には複数回のレーザー治療が必要です。

このようにシミは年齢と共に濃く・深くなりやすいので、早い段階から治療を始めた方が治療回数や費用は抑えやすいと言えます。

シミ取りで後悔しないために|ピコレーザー治療方法の選び方

ここからはシミ取り治療で後悔しないために、美容医療で用いられるピコレーザーの種類について解説していきます。

ピコレーザーにはいくつかの照射パターンがあり、シミの種類や肌の状態を見ながら最適な方法を選択していきます。上記の種類はなにが違うのか?という疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。

ピコレーザーの種類①ピコスポット

ピコスポットは主にシミやそばかすなど、気になる部分の色素を改善するためのものです。ピコレーザーの中では出力が高い照射方法で、レーザーをピンポイントに当ててシミのもとになるメラニンを破壊します。濃いシミや境界がはっきりしているシミに適していて、少ない回数で改善を目指す治療方法となります。

ピコレーザーの種類②ピコトーニング

ピコトーニングは主に肝斑やくすみ、色素沈着などを改善するためのものです。ピコレーザーの中では出力が低い照射方法で、広範囲に弱いレーザーを当て、メラニンを少しずつ減らしていく治療となります。

強い刺激を避けながら徐々に色味を改善していく治療であり、トーンアップを目的としておこなわれるのが特徴です。

ピコレーザーの種類③ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは主にニキビ跡や毛穴、小じわなどの肌質を改善するためのものです。ピコレーザーの中では中程度の出力で照射され、皮膚の深い層に微細な刺激を与えてコラーゲン生成を促す治療となります。

シミを取るというよりも、肌質改善や毛穴改善を目的としておこなわれることが多い方法です。

シミ取りをしながら、なおかつ全体的な肌質を改善するにはピコトーニングとピコフラクショナルの併用もおすすめです。(詳しくは以下の記事を参照)

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ピコレーザーによるシミ取り治療ならリフスキンクリニックがおすすめ

リフスキンピコトーニング

ピコレーザーによるシミ取りを希望する方にはリフスキンクリニックがおすすめです。当クリニックでは、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルといった複数の照射方法を使い分け、一人ひとりのシミの種類や肌状態に合わせた治療をおこなっています。

シミの種類に応じて出力や照射方法を細かく調整することで、必要以上に肌へ負担をかけず、効率よくメラニンへアプローチできるところは患者様にとっても大きなメリットです。

また、それぞれのピコレーザー治療には部位や回数ごとのメニューがあり、予算に合った施術をお選びいただけます。

ピコトーニングの部位回数施術料金(税込み)
1回14,850円
3回41,250円
6回75,900円
手背・首1回11,000円
ピコレーザー治療の料金・一例

ピコレーザーは照射時間が非常に短く、熱によるダメージが少ないため、従来のレーザーと比べてダウンタイムが短い治療です。仕事や外出の予定があり、長いダウンタイムが取れない方でも治療を受けやすくなっています。

シミ取りについて悩みがある場合には、ぜひ一度リフスキンクリニックまでご相談ください。

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