エクソソームによる死亡事故例を解説|安全に施術を受けられるクリニックはどこ?

エクソソームは肌質改善・疲労回復・薄毛治療などに用いられる美容医療の一種です。

アンチエイジング効果を期待して施術を受ける方が増えている一方で、過去には幹細胞培養上清液に起因する死亡事故が発生しています。

エクソソームに興味を持っている方の中にはネット上で施術内容を調べたときに「エクソソーム 死亡」といったキーワードを見た方もいるかもしれません。

結論から言いますと、美容医療におけるエクソソーム施術で死亡するリスクは限りなく低く、これまでの実績・安全性に優れたクリニックを選べば安心して治療を受けられます。

当記事では実際に発生した幹細胞培養上清液による死亡事故の内容や原因を詳しくまとめました。

また、その上で「安全にエクソソーム施術を受けられるクリニックはどこなのか?」という疑問にも答えていますので、ぜひ最後までご覧になってください。

【最新】2025年8月末に報道された再生医療を受けた患者の死亡事故について

報道や医療関連団体の指摘によれば、今回問題となっている細胞は「コージンバイオ株式会社」が関わった細胞加工施設で製造されたものです。
同社は過去にも、細胞加工に関連した事故を起こしていることが公表されています。
>> 再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づく緊急命令について|厚生労働省

当院はこのような企業とは一切関わりがなく、全く異なるプロセスで安全に管理された無血清培養の幹細胞を用いています。無血清培養は国際的にも安全性・均質性に優れた方法とされ、血清培養と比較して塞栓などのリスクが少ないと考えられています。

患者様に安心して治療を受けていただけるよう、当院では厳格な管理体制のもと、安全性の確保を最優先にしております。
今回の事例とは条件が大きく異なることをご理解ください。

>> 当院の安全性への取り組みについて


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目次

エクソソーム(ヒト幹細胞培養上清液)とは?

エクソソームとは細胞から分泌される物質のことで、遺伝子情報を伝える「核酸(DNA)」や「タンパク質」などが含まれています。

ヒト幹細胞培養上清液は人間の脂肪や臍帯から抽出した細胞を培養したときに生じる「上澄み液」で、これがエクソソームの原料となります。

細胞同士のコミュニケーションをサポートするというのがエクソソームの役割です。細胞間の情報伝達が良好かつ素早くおこなわれることで、細胞の修復や再生が促進されます。(肌がキレイになる、薄毛改善効果に繋がるなど)

美容医療におけるエクソソーム施術はここ数年の間で話題を集め、その知名度を上げています。

しかし、美容医療に興味を持つ方がエクソソームのことを調べようとすると「エクソソーム 死亡」といった情報が出てきてしまい、不安に感じることも少なくないはずです。

次項では、その死亡事故の内容やエクソソームのリスクについて解説していますので、ぜひご覧ください。

エクソソーム(ヒト幹細胞培養液)による死亡事故例について

エクソソーム(ヒト幹細胞培養液)を起因とする死亡事故例について詳しく見ていきましょう。

なぜ死亡事故が起きたのか?どこのクリニックで発生したのか?といった疑問を解消していきます。

エクソソーム投与による死亡事故はなぜ発生?原因は?

過去にエクソソーム投与が原因で死亡事故が発生したことは事実です。(冒頭で紹介している死亡事故とは別件)

2023年10月に一般社団法人 再生医療抗加齢学会のホームページにて、以下のような情報が公開されています。

当学会では、幹細胞培養上清液を使用した治療に関し、患者が死亡するという事象が発生したという情報に接しております。幹細胞培養上清液及びエクソソームの静脈投与につきましては、医療水準として未確立の療法であり、その有効性・安全性について、エビデンスに基づく十分な検討をお願いいたします。

引用:一般社団法人 再生医療抗加齢学会HP|幹細胞培養上清液に関する死亡事例の発生について(2023年10月11日)

この発表から分かることは「エクソソームを静脈に投与した結果、患者が死亡した」という点です。それ以外の情報については正式に公開されていません。

ただし、一部の情報によれば患者の死因は「敗血症」とされています。敗血症はウイルスや細菌によって引き起こされる感染症の一種です。

このことから「エクソソーム(幹細胞培養上清液)を使用した治療自体が根本の原因ではなく、この患者に使用されたエクソソームが適切に管理されていなかった(ウイルスや細菌に侵された状態だった)」と推測されています。

  • エクソソームが長期間放置されていた
  • 適切な保管方法ではなかった
  • 製造の過程でウイルスや細菌が混入していた

このようなケースが疑われていますが、これまでにエクソソームの投与で死亡した事例は調べる限り上記の1件のみとなっています。(2025年10月時点)

また、上記の件に関してもエクソソームの投与が直接的な原因となっているのかは不明です。(もともと患者が抱える疾患について公表されていないため)

そのほか幹細胞培養上清点滴による死亡例はある?

日本国内において、エクソソーム(幹細胞培養上清液)の点滴治療によって患者が死亡した例は報告されていません。

ネット上では「幹細胞治療を受けた患者が死亡」といったニュースもいくつか見かけますが、これはいわゆるエクソソーム施術とは別ものです。

<海外の事例>

幹細胞を送り込むことで、病気の原因となっている細胞や臓器を再生すると謳われているそうだ。だが、この「幹細胞治療」を受けた韓国人患者は死亡したと記事は伝えている。この例に限らず、「幹細胞治療」による死亡例は、各国で報告されている。

引用:東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センターHP|信濃毎日新聞コラム(8)「幹細胞治療」による被害(武藤)

<国内の事例>

厚生労働省は29日、自由診療として本人の脂肪由来の幹細胞を投与された外国籍の50代女性が、治療中に急変し死亡したと発表した。実施した東京サイエンスクリニック(東京都中央区)に対し、この治療の提供を一時停止させる緊急命令を出した。患者の死亡を受け、再生医療安全性確保法に基づく緊急命令を出した初の事例だという。

引用:日本経済新聞|自由診療の細胞投与で死亡 厚労省、治療停止を命令

幹細胞治療とは患者自身の幹細胞を採取し、それを治療に用いるという方法です。

幹細胞培養上清液とは精製方法や治療工程が違いますので、エクソソーム施術を考えている方はこうした部分も理解しておきましょう。

>>幹細胞治療と幹細胞培養上清液治療の違いについてはこちら

なお、冒頭で紹介したのは上記の「国内の事例」であり、日本において初めての幹細胞治療による死亡事故でした。

エクソソーム(幹細胞培養上清液)により死亡する可能性は高い?

エクソソーム(幹細胞培養上清液)が直接的な原因となり死亡する可能性は限りなくゼロに近いと言えるでしょう。

日本国内では2010年代半ばから美容医療の一環としてエクソソームを用いた施術が注目を集めていますが、これまでにエクソソームの投与によって死亡した事例は先ほど紹介した1件のみとなっています。

また、その事例に関しても前述の通り「エクソソーム施術自体が死因に直結しているか不明」です。

以上のことから考えても美容医療におけるエクソソーム施術は安全性が高いものと言えます。

ただし、海外における死亡事故率や海外製剤の安全性に関しては分かっていませんので、エクソソーム施術を受けるのであれば国内を選択しましょう。

参考:一般社団法人日本再生医療学会HP|細胞外小胞等の臨床応用に関するガイダンス

補足:エクソソーム点滴(幹細胞培養上清液)で死亡事故が起きたクリニックはどこ?

エクソソーム(幹細胞培養上清液)の点滴や投与によって死亡事故が発生したクリニックの詳細については公開されていません。

そもそも「一般社団法人 再生医療抗加齢学会」による死亡事故の報告には美容クリニックとも記載されていませんので、別種の医療機関の可能性もあります。

なお、冒頭で紹介した幹細胞治療による死亡事故(国内初の事例)に関しては、当該医療機関名として以下のクリニックが公表されています。

〇医療機関名称 東京サイエンスクリニック(旧ティーエスクリニック)
参考:厚生労働省|再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づく緊急命令について

前述の通り、幹細胞治療と美容医療におけるエクソソーム(幹細胞培養上清液)施術はまったく別の種類の治療となります。

>>幹細胞治療と幹細胞培養上清液治療の違いについてはこちら

エクソソーム・幹細胞上清液の死亡事故例から学ぶ|安全性の高いクリニックの選び方

ここからはエクソソーム施術を受ける上で「安全性が高いクリニックの選び方」を紹介していきます。

エクソソーム施術に興味がある方は、ぜひこちらも参考までにご覧ください。

海外ではなく国内のクリニックで施術を受ける

エクソソーム施術を受けるのであれば、海外ではなく国内のクリニックを選びましょう。

現状、エクソソーム(幹細胞培養上清液)に関しては国内における医薬品医療機器等法の承認を受けた製品がなく、医師の判断や裁量によって使用の可否が決まっている状態です。(基本的には海外も同様)

このことを考えると製剤の安全性については日本も海外も同じように感じられますが、エクソソームを製造する工場の信頼性や衛生環境を踏まえると国内で作られた製剤を日本のクリニックで施術してもらう方が安全と言えます。

韓国での美容整形手術の失敗に関する報道も不安をあおっている。 観光客向けのわずか6ドルのボトックス注射やオンデマンド治療といったサービスの提供が増え、業界が急速に成長したことで、美容クリニックの中には経験の浅いスタッフに仕事を任せるところも出てきた。 その結果、けがや死亡事故が発生し、韓国政府は最近、麻酔を必要とする処置の際、カメラによる監視を義務付ける政令を発令した。

引用:ブルームバーグHP|美容大国韓国、医療ツーリズムの裏で人手不足の現場は崩壊の危機

美容医療と聞くとやはり韓国が有名です。しかし、上記の通りトラブルが多いことも事実としてあります。

クリニック自体の衛生面やトラブルが起きた後の対処なども含め、これからエクソソーム施術を受ける方は国内の美容クリニックを選択してください。

クリニックの実績や口コミを確認する

国内のクリニックであれば過去の実績や口コミを確認することも簡単です。

優良なクリニックであればホームページに「どれくらいの治療実績があるのか?」「どういった医師が施術をおこなっているのか?」といった情報が事細かく記載されています。

また、SNS上でクリニックへの口コミをチェックすればより安全かどうかが分かりますので、ぜひ参考にしてみてください。

ホームページに医師の情報が掲載されていないようなクリニックは安全性が不透明であるため、利用を控えましょう。

あらかじめ使用するエクソソーム(幹細胞培養上清液)について質問する

エクソソーム施術を受ける場合、大半のクリニックではカウンセリングを実施してから実際の施術へと進んでいきます。この際にどういったエクソソーム(幹細胞培養上清液)を使用するのかを医師に質問しておきましょう。

医療現場で使用されている幹細胞培養上清液は、厚生局から認可された培養施設で製造された安全で高品質な製品を使用するよう推奨しています。

引用:一般社団法人 日本再生医療臨床学会HP|幹細胞培養上清液とは

幹細胞培養上清液は様々な施設で製造されていますが、このうち厚生労働省に認可されている施設や工場で作られているものなら安全性が高いと言えます。(もしくは認可施設と同等の設備や基準を設けている)

使用するエクソソームについて医師がしっかりと理解しているかを確認するためにも事前の質問は重要となります。

幹細胞治療と幹細胞培養上清液治療の違い

幹細胞治療と幹細胞培養上清液治療は使用する「細胞」が違います。まず、幹細胞治療の基になるのは「自身の細胞」です。

一方、幹細胞培養上清液治療に使用されるのは「自身以外の細胞を培養したときに生まれる上澄み液」となります。

幹細胞治療幹細胞培養上清液治療
治療に使用するもの本人由来の幹細胞幹細胞を培養した際の上清液
(細胞を含まない)
治療内容幹細胞が持つ能力で組織の再生・修復・置換を促す成長因子・エクソソームによる細胞の活性化
法的な扱い再生医療等安全性確保法の対象対象外

国内で製造されている幹細胞培養上清液は医療用の培養施設で作られていて、厳格な衛生チェック・ウイルス検査を通過して出荷されます。

幹細胞治療よりも幹細胞培養上清液治療の方が安価ということで、近年では一部の美容医療に使われる機会が増えてきました。

なお、幹細胞培養上清液治療には幹細胞治療をサポートする役割もあります。(幹細胞治療は厚生労働省も認める治療法の一種

2025年8月に起きた死亡事故は「幹細胞治療」によるものであり、幹細胞培養上清液(エクソソーム)を用いた治療とは内容も使用する製剤も異なります。

安全にエクソソーム点滴や注射を受けるならリフスキンクリニック

リフスキンクリニック・エクソソーム

安全にエクソソーム施術を受けたい方は「リフスキンクリニック」をご利用ください。

当クリニックでは厚生労働省に認可されたCPCで検査・製造されたエクソソーム(幹細胞培養上清液)を使用しています。

CPC(セルプロセシングセンター)は厚生労働省による基準を満たし、特定の細胞加工物を製造する施設です。

また、安全性が高いだけでなく優れた効果を発揮する「臍帯由来の幹細胞」を使用しているところも大きな特徴です。

  • 顔のシワやハリの改善(美肌効果)
  • 全身の疲労回復
  • 薄毛治療への効果

施術方法としては医師による顔・頭皮への注射、点滴の2種類を用意しています。

ダウンタイムが大幅に軽減されたエクソソーム施術をご希望される方は、ぜひ一度リフスキンクリニックまでご相談ください。


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アレルギー反応によるリスクを最小限にする取り組み

報道によると、2025年8月末に報道された事故で亡くなられた患者様について、クリニックは厚生労働省に「死因はアナフィラキシーショックであった」と説明しているとされています。
アナフィラキシーは、アレルギー反応によって急激に体調が変化する重篤な症状です。

当院では、このようなリスクを最小限にするために、以下の取り組みを徹底しております。

  • 動物由来原料を一切含まない(xeno-free)培養を採用し、異種タンパク質による免疫反応のリスクを排除。
  • ペニシリンなどの抗生物質や、既知のアレルゲンとなり得る成分については、必要がない限り使用しない。
  • 治療前に既往歴やアレルギー歴を十分に確認し、個別の安全対策を講じる。

患者様が安心して治療をお受けいただけるよう、当院では国際的にも安全性が認められている無血清・無動物由来の培養法を基盤とし、徹底した安全管理のもとで治療を行っております。

また、当院の院長は麻酔科医出身です。
アナフィラキシー対応は、麻酔科時代のオペの際、何度も経験しています。
このような非常に稀なケースが起こっても適切に対応することが可能で、実際に対応してきた経験も豊富にあります。

今回報道されている事例とは、使用している細胞や培養方法、管理体制が大きく異なることをご理解いただければ幸いです。

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