毛髪再生医療は多くの研究・臨床実験を経て、2024年頃から実用化が始まっています。
この記事では毛髪再生医療の最新情報や治療の種類、毛髪再生医療の課題などを詳しくまとめました。
また、各治療に掛かる費用も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
【2025年】毛髪再生医療の最新情報|実用化はいつごろ?
2025年時点では、すでに毛髪再生医療が実用化されていて、薄毛治療の選択肢は増え続けています。これにより、段々と自分の症状や体質に合わせた治療法を選べるようになってきました。
以下では毛髪再生医療の現状や最新情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
東邦大学医療センター大橋病院(東京医科大等と共同)【2024年7月~2025年現在】
2024年7月、東邦大学医療センター・大橋病院皮膚科の准教授や東京医科大学の名誉教授・主任教授などを中心とした研究グループがS-DSC®技術を用いた毛髪再生治療を新たに開発しました。
この毛髪再生治療は再生医療等の安全性の確保に関する法律に準ずるものであり、治療の安全性や信頼性が確認されています。
2024年7月1日より、医療機関からの紹介による外来予約の受付を開始します。
引用:東邦大学HP
なお、こちらは世界で初めて実用化された毛髪再生治療となります。

<S-DSC®治療とは>
患者さん自身の後頭部の毛根※から細胞を取り出して培養し、増えた細胞を脱毛部分に注入する治療法です。
男性17人、女性18人で治療を行い、「薄毛が改善した」と応えた方は、男性20.6%、女性38.9%にのぼりました。
※毛球部毛根鞘細胞(もうきゅうぶ・もうこんしょうさいぼう)と呼ばれる細胞
出典:NHKきょうの健康「髪と頭皮 日常ケアから最新治療まで 「髪の真実 薄毛の事実」
https://www.nhk.jp/p/kyonokenko/ts/83KL2X1J32/episode/te/4K648JVG4P/
化粧品メーカー資生堂の研究【1980年代~2025年現在】
化粧品メーカー大手の資生堂では、1980年代から毛髪研究がなされ2016年より毛髪再生医療研究に着手されています。
2020年以降では、資生堂の独自技術で製造したS-DSC®※の臨床研究が更に進められ、2024年より医療機関で薄毛治療に活用されています。(前述の東邦大学医療センター、東京医科大学の研究チームとの共同研究および開発)
※S-DSC®は、資生堂の即時技術で製造された特定細胞加工物となります。
出典:資生堂「毛髪再生医療」
https://corp.shiseido.com/jp/rd/development/hair.html
トレンダーズ株式会社【2024年9月~】
トレンダーズ株式会社が開発した「ReGrowメソ」という毛髪再生治療は、幹細胞培養上清液を活用した治療方法になります。
こちらの薄毛治療方法はAGA治療機関や美容クリニックなどで実用提供されています。幹細胞培養上清液とは、幹細胞を培養した際にできる上澄みの液体で、美容や様々な疾患の治療などに幅広く活用する事が期待されている成分です。
出典:PRTIME「トレンダーズ、再生医療領域において 毛髪再生の新治療メニュー『ReGrowメソ』を開発 「銀座ステムファインクリニック」にて9月6日より提供開始」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000185.000056551.html
毛髪再生医療の種類と実用化例
毛髪再生医療には患者さん本人の細胞を用いる方法、幹細胞培養上清液を使用する方法など、いくつかの種類があります。
ここでは、毛髪再生医療の種類や実用化例を解説します。
患者自身の細胞を用いる治療方法
毛髪を再生したい患者本人の細胞を増やし、脱毛部位に注入する方法です。
- 後頭部の毛根から採取した細胞を培養、増えた細胞を脱毛範囲に注入する(東京医科大学ほか)
- 頭皮から採取した毛包幹細胞を活性化させ、再び頭皮に注入して毛包の成長を促進する(ヒロクリニック)
幹細胞培養上清液(エクソソーム)を活用する治療方法
「幹細胞培養上清液」という、幹細胞を培養する過程で出来る上澄み液を活用する毛髪再生方法が注目を集めています。(エクソソームは幹細胞培養上清液に含まれる成分のひとつ)
幹細胞培養上清液には、大量に「生理活性物質※」が含まれており、その「細胞の活性化」、「損傷した臓器の回復力」等の働きが、様々なクリニックで毛髪再生治療に取り入れられています。
- HARGR(ハーグ)療法
- 臍帯幹細胞上清液メソ
など
※生理活性物質とは、成長因子、エクソソーム、免疫調整因子、抗炎症因子、神経再生因子など、様々な種類が存在しています。


ES細胞、iPS細胞での薄毛治療
ES細胞やiPS細胞から、毛包や皮脂腺を含む皮膚組織を作り、移植する研究が行われています。2020年には、ハーバード大学などの研究チームによるES細胞を用いた研究発表がされました。このES細胞を移植したマウスで、発毛も確認されています。
しかし、
- iPS細胞から毛包を作るのには、多くの種類の細胞作成が必要
- 毛包が複雑な構造をしているため、再現に多くの時間が掛かる
などの課題もあり、実用化は今後の研究が待たれます。
出典:
朝日新聞デジタル「ES細胞・iPS細胞から毛包含む皮膚作製、薄毛治療も」
https://www.asahi.com/articles/ASN636S00N62ULBJ00J.html
J-STAGE「ヒト細胞・組織を利用した毛髪再生医療の基礎と臨床応用」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rsmp/6/1/6_91/_pdf/-char/ja
毛髪再生医療の課題|費用や安全性
画期的なAGA治療として注目を浴びる毛髪再生医療ですが、実用化での課題があります。
- 治療の費用が高額になる
- 更なるデータ集積の必要性(安全面、効果面)
- 多くの人が効果を得られるよう精度の向上
特に、毛髪再生医療の費用は高額になりやすいため、技術の広がりと治療費の負担軽減が求められています。
S-DSC®を用いた毛髪再生治療の費用
S-DSC®による毛髪再生治療に掛かる費用はおよそ200万円前後です。治療する範囲や治療の回数、また受診する医療機関によっても費用は変わりますので、事前によく確認しておきましょう。
本治療は保険適用外であるため、治療にかかる費用全額をご自分でご負担いただきます。治療を希望される部位の大きさや治療回数 に応じて費用が異なります。治療費の目安は、1,565,300円(税込)~3,632,200円(税込)となります。
引用:東邦大学医療センター大橋病院HP
こちらは東邦大学医療センター大橋病院における参考費用となりますが、実際に掛かる金額については受診時に尋ねてください。
幹細胞培養上清液を用いた毛髪再生治療の費用
幹細胞培養上清液の毛髪再生治療に掛かる費用はおよそ10~20万円前後です。
こちらも治療範囲・治療回数によって変わりますが、S-DSC®治療よりもはるかに安く受けられるところが大きなメリットと言えます。
また、治療を受けられる医療機関・クリニックが多いといったメリットもあります。
最新の薄毛治療はリフスキンにご相談を

最新の薄毛治療なら、リフスキンクリニックにご相談ください。
当クリニックでは、「臍帯由来の幹細胞培養上清液(エクソソーム)」を用いた薄毛治療を行っています。
- 幹細胞培養上清液(エクソソーム)を頭皮に注射、毛根の再生を促進
- 希少性が高い臍帯由来のエクソソームを使用
- HARG療法に掛かる一般的な費用よりも安価
リフスキンクリニックの薄毛治療には、ヒト由来の幹細胞培養上清液を使用しています。原料となるのは、市場への流通量が少ない、起床な臍帯由来のエクソソームです。
その効果は、他社比5倍以上となっており、薄毛改善に優れた効果が期待できます。また、当クリニックでは、AGA治療薬も取り扱っています。
- フィナステリド(内服薬)
- デュタステリド(内服薬)
- デュアルゲン(外用薬・育毛剤)
- リポゲイン(外用薬・育毛剤)
お客様一人一人に合った、必要な施術や治療薬をご提案可能です。ぜひリフスキンクリニックまでお越しください。


