肝斑にはピコスポットよりピコトーニング|悪化させない肝斑対策

濃いシミが得意な「ピコスポット」を肝斑に用いると、レーザー出力の強さから、肝斑が悪化する恐れがあります。

シミの境界がぼやける傾向のある肝斑には、回数を重ねてトーンアップをはかる「ピコトーニング」がおすすめです。

「ピコトーニング」は、低出力でピコレーザーを照射するため、肝斑部分への炎症ダメージ等を抑えながらメラニンの分解ができるためです。

この記事では、肝斑にはピコスポットよりピコトーニングがおすすめな理由、ピコレーザーでの肝斑治療でよくあるトラブルとその対策を解説します。

目次

ピコスポットでの肝斑治療は悪化の可能性|適切なレーザー選びで対策を

濃いシミが得意な「ピコスポット」を肝斑に用いると、レーザー出力の強さから、肝斑が悪化する恐れがあります。

肝斑は、顔(頬骨~目尻り付近)に、左右対称に現れる、境界がぼんやりとしたシミの一種です。
輪郭がぼやけているので、薄いシミが得意な「ピコトーニング」での治療がおすすめです。

照射種類治療回数肝斑濃いシミソバカスダウンタイム
ピコスポット概ね1回×2週間ほど
ピコトーニング5~10回ほぼなし
ピコスポットとピコトーニング・特徴比較表

肝斑のレーザー治療には、適した照射種類を用いる事が何より大切です。
肝斑を一般的なシミと誤って判断し、合わない治療を行うと肝斑が悪化する恐れがあるため、

  • 肝斑治療の実績が豊富
  • 丁寧なカウンセリングを行い、適した診断が出来る
  • レーザー治療機器の特性に対する知識や、施術技術がある
  • 充分な説明と、アフターケアが可能

等、しっかりした施術、サポートが出来るクリニックを選びましょう。

参考文献:日本皮膚科学会「美容医療診療指針・令和3年度改訂版」
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/biyo2v.pdf

ピコレーザーでの肝斑治療でよくあるトラブルと対策

ここでは、ピコレーザーでの肝斑治療でよくあるトラブルと、その対策を解説します。

  • 肝斑を通常のシミと判断して施術する
  • ピコレーザー治療した肝斑部分が周囲より白く抜けて見える
  • 施術後の赤みや痛みがある、長引く
  • 肝斑が思ったより消えない
  • かさぶたができてしまった

肝斑を通常のシミと判断して施術する

肝斑には、通常のシミと異なる特徴があります。

  • 30代~40代で現れる
  • 頬骨~目じりにかけて現れ、左右対称である
  • 輪郭はぼやけている

肝斑に、一般的なシミへの対策・施術を行うと、肝斑がかえって濃くなってしまう事があります

対策
・肝斑施術の症例が豊富なクリニックを選ぶ
・カウンセリングが丁寧か
・知識のもとしっかりと説明をしてくれるかもチェック
・レーザー治療の実績豊富なクリニックを選ぶ
など

ピコレーザー治療した肝斑部分が周囲より白く抜けて見える

ピコレーザーで照射したお肌は、ターンオーバーが促進されます。
そのため、周囲のお肌との色の濃淡が異なって見え、肝斑部分が白く抜けて見える事があります。

対策
・ピコレーザー治療の間隔、頻度を見直す
・レーザー照射の強さを見直す(強すぎると白く抜けて見える可能性)
など

施術後の赤みや痛みがある、長引く

肝斑対策でおすすめのピコトーニングは、ピコレーザーの中でも弱い照射力となっています。
ダウンタイムがほぼない、痛みを感じにくいピコトーニングでが、
お肌の状態や、施術される方の体質によって

  • 赤み
  • 腫れ
  • 患部が熱を帯びた間隔
  • かゆみ

などが現れる場合があります。

対策
・1週間ほど様子を見る
・施術後のスキンケア(保湿など)の徹底
・紫外線対策を行う
・お肌の状態を整えてから施術する
・レーザーの照射出力を見直す
など

お肌の状態によって対策内容が異なってくるので、医師と相談のもと改善を目指しましょう。

肝斑が思ったより消えない

肝斑対策にピコレーザー施術を行っていても肝斑が消えない場合は

  • レーザーの照射出力が弱すぎる
  • レーザー施術の回数が足りない

などの理由が考えられます。

対策
・レーザーの照射出力を見直す
・継続してピコトーニングの施術を受ける
レーザーの出力不足なのか、施術回数が足りないのかは、見極めが難しいので、自己判断はせず、主治医と相談して、適した対策を行いましょう。

かさぶたができてしまった

肝斑対策におすすめな「ピコトーニング」は、ピコレーザー治療の中でも刺激の少ない、低出力の照射となっています。
そのため、かさぶたができる事は稀ですが、

  • 肌状態が低下していた
  • レーザー出力が強すぎた

等の理由によってかさぶたになる可能性もあります。

対策
・レーザー出力の見直しをする
・かさぶたは触らない、剥がさないで医師に相談する
(剥がすと色素沈着のもととなります)
など

肝斑にはリフスキンクリニックのピコトーニング

肝斑対策にピコトーニングが気になったら、リフスキンクリニックがおすすめです。

  • 最新ピコレーザー「エンライトンSR」導入で、ダウンタイム短縮
  • 施術前・後のホスピタリティ
  • 豊富な施術メニューで個人に合わせた施術が受けられる

リフスキンクリニックの高いスキンケア知識によるケアと、最新のピコレーザー機「エンライトンSR」での施術で、肝斑対策を始めましょう。

ピコトーニングをより詳しく解説した記事もございます。ぜひ参考にされてください。

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