年齢と共に顔のたるみが気になっている方がよく受けている美容施術といえば「ショッピングリフト」「糸リフト」の2つが挙げられます。
医療用の極細吸収糸を顔の皮膚の中に入れて、物理的にリフトアップ効果を生み出すところはどちらも同じです。
しかし、ショッピングリフトと糸リフトでは使用する糸の種類や長さが異なります。また、得られる効果・持続期間も変わりますが、より高い効果・持続力を求める場合には2つの美容施術を併用することが可能です。(ある程度の間隔は空けます)
糸リフトで顔全体のリフトアップをおこない、ショッピングリフトで細かい部分のフェイスアップをおこなうといったイメージです。糸リフトを入れる前にハイフ(HIFU)施術で土台を整えるパターンもあります。
この記事ではショッピングリフト・糸リフトの違い、併用する際の順番などを詳しくまとめました。
また、ハイフ施術を受ける場合の順番も紹介していますので、顔の引き締め・フェイスアップに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
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ショッピングリフトと糸リフトは併用できる?
まずはショッピングリフトと糸リフトの違いや併用の可否について解説していきます。
これから美容施術を検討している方は、以下の内容をご覧になっておいてください。
ショッピングリフトと糸リフトの違い
ショッピングリフトと糸リフトはどちらも医療用の糸を皮膚の下に注入し、フェイスアップ・顔の引き締め・コラーゲンの生成効果を生み出す美容施術です。

厚生労働省の調べ(2022年)によれば、美容医療の内訳で2位になっているのがフェイスリフトを目的とした施術です。
ショッピングリフト・糸リフトも同様の施術となりますが、2つの美容施術には注入する糸の種類・長さが異なるという違いがあります。
- ショッピングリフト:特殊な針を用いて糸を注入し、針だけを取り除く施術
- 糸リフト:コグ(棘のような返し)が付いた糸を挿入し、物理的に顔の皮膚を引き上げる施術
ショッピングリフトには多数の短い糸が用いられ、その糸が皮膚の組織に対して作用し、コラーゲンの生成や皮下脂肪の減少といった効果を発揮します。
一方、糸リフトはコグと呼ばれる返しのような棘がある長い糸を挿入することで、強いフェイスアップ効果が得られる施術となっています。
ショッピングリフト | 糸リフト | |
---|---|---|
効果 | 顔の引き締め効果(たるみ改善) 細かな調整が可能 | 広範囲のリフトアップ効果 強い引き上げ作用 |
持続期間 | 半年前後 | 1年~2年程度 |
糸の本数 | 60本~100本程度 | 10本~20本程度 |
糸の長さ | 30㎜~40㎜程度 | 10cm程度 |
ダウンタイム | 2~3日 | 1週間~2週間 |
一般的にショッピングリフト施術では注入する箇所によって本数が変わってきます。
ショッピングリフトと糸リフトを併用した場合の効果
冒頭でも紹介した「ショッピングリフトと糸リフトは併用できるのか?」という疑問に対して答えると、併用は可能となっています。
併用する場合は糸リフト⇒ショッピングリフトの順番がおすすめです。また、糸リフト施術後のダウンタイムが引いてからショッピングリフト施術をおこなうと、大きなダメージやストレスなく見た目の印象を変えられます。
- PDO(ポリジオキサノン):自然な仕上がりが期待できる、持続期間は半年~1年ほど
- PCL(ポリカプロラクトン):PDOよりも分解されるスピードが遅く、長期間の持続力が期待できる(2年前後)
なお、ショッピングリフトや糸リフトに使用される糸には複数の種類があり、それぞれ持続力や効果の度合いが変わります。
ショッピングリフトと糸リフトのダウンタイム
ショッピングリフトと糸リフトではダウンタイムの期間に差があります。
比較的ダウンタイムが短いのはショッピングリフトの方です。だいたい2~3日程度で腫れや赤みが引きます。
対する糸リフトは1週間~2週間ほどダウンタイムが続きますので、ある程度まとまった休みを取る必要があるかもしれません。
両方の施術に共通するのは腫れ・赤み・内出血といった症状が出る可能性があるという点ですが、糸リフトに関しては施術後に「糸が慣れるまで口を大きく開けない」「硬い食べ物を控える」などの制限が生じます。
ショッピングリフト・糸リフト・ハイフを併用する場合の順番
顔の引き締め・フェイスアップを目的としてショッピングリフト・糸リフト・ハイフを併用する場合の順番について解説していきます。
糸を使った美容施術を受ける前に超音波を用いたハイフ施術を受けるという点を覚えておきましょう。
①ハイフでリフトアップ効果の土台を作る
ハイフ(HIFU)とは超音波を使った美容施術のひとつで、皮膚の奥底にある筋膜を刺激することで顔の引き締め効果を生み出します。
また、強制的にコラーゲンの生成を促すことで肌に潤いやハリを与えるというのもハイフ施術の特徴です。
②糸スレッドでリフトアップ効果を固定化する
ハイフ施術によって顔の筋肉の引き締めをおこなったら、次に糸リフトでリフトアップ効果を固定化させていきます。
先にハイフ施術をおこなうことで、糸リフトの効果をより高められる・持続期間を伸ばせるというのが大きなポイントです。
なお、ハイフを受けてから糸リフトをおこなうまでの間には1~2週間ほどの期間を設けてください。立て続けに施術を受けるとダウンタイムが長引く、腫れや内出血がひどくなる危険性があります。
③ショッピングリフトでリフトアップ・引き締め効果をプラスする
糸リフトで顔全体を引き上げたら、最後にショッピングリフトで細かい部分のフェイスアップ、追加の引き締め効果をプラスしていきます。
ショッピングリフトは用いる糸の本数を細かく決められますので、糸リフトの仕上がり具合を見ながら注入する本数を決めましょう。
なお、ショッピングリフトは持続期間がそれほど長くないため、定期的にメンテナンスする必要があります。
ショッピングリフト・糸リフトの併用に関してよくある質問
ここからは、ショッピングリフト・糸リフトの併用に関する質問に答えていきます。
初めてショッピングリフトや糸リフトの施術を受ける方は、こちらの内容も確認しておいてください。
ショッピングリフト後にハイフを受けるのはNG?
ショッピングリフト後にハイフを受けるのはあまり推奨されていません。これはハイフの照射熱によってショッピングリフトの糸が変形してしまう恐れがあるためです。
少なくともショッピングリフトの効果が持続している間は避けた方が良いと言えるでしょう。
ハイフ後にショッピングリフトをしても大丈夫?
ハイフ後にショッピングリフトをおこなうのは問題ありません。ハイフにより引き締まった顔にショッピングリフトの糸を注入することで、より高いフェイスアップ効果が期待できます。
ショッピングリフトと糸リフトを併用する際の間隔は?
ショッピングリフトと糸リフトを併用する際は、少なくとも2~3ヵ月程度の期間を空けてから施術を受けましょう。
順番としては糸リフト⇒ショッピングリフトがおすすめです。なお、糸リフトの効果が薄れるのは1年~2年ほどなので、効果が持続している間はショッピングリフトによるメンテナンスをしなくても問題ないと言えます。
ショッピングリフトや糸リフトのデメリットは?
ショッピングリフトや糸リフトのデメリットは腫れ・赤み・内出血といった症状が出る点です。
比較的ひどい副作用は生じませんが、人によっては赤みが長引くケースがあります。
また、糸リフトの場合は1~2週間ほど食べるものに気を付けなければなりません。(糸がズレる・切れる恐れがあるため)
ショッピングリフトと糸リフトの料金・相場はいくらくらい?
ショッピングリフトと糸リフトの料金・相場はだいたい以下の通りです。
- ショッピングリフト:40本で10万円前後、60本で12~15万円前後
- 糸リフト:10本で10万円~15万円
ショッピングリフトは施術する本数、糸リフトに関しては使用する糸のリフトアップ力・持続期間の長さによって料金が変動します。
もちろん美容クリニックによっても価格は変わるため、事前に料金をリサーチしておきましょう。
ショッピングリフトと糸リフトを併用する場合は順番や間隔に注意すること
ショッピングと糸リフトの違い、併用の可否などについて詳しく説明してきました。
本文で解説した通り、ショッピングリフト・糸リフトの併用は可能です。
ただし、2つの施術を受ける場合にはある程度の間隔を空けましょう。また、効果の持続性を確認しながら医師と相談の上で追加の施術を受けてください。
また、同じようにハイフ施術も検討している場合は受ける順番に注意しましょう。
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